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2019.02.14

タバコについて

2月は立春ですが、一年で一番気温が寒くなる月です。まだまだ寒い日が続きます。また、乾燥しております。インフルエンザの猛威は少しずつおとなしくなっておりますが、まだまだ風邪、胃腸炎といったウイルス性の感染症は流行ってますので、うがい手洗いで何とか乗り切りましょう。

さて、いきなりタバコについてですが、喫煙は「ニコチン依存症」といった立派な病気です。現在、日本では医療と言えば保健診療がメインに行われておりますが、その際に正式な病名が無ければ保険診療はできません。例えば飲酒でのいわゆる「酔っ払い」は病名では無く「病的酩酊(めいてい)」という病名であれば保健医療が受けられます。喫煙もアルコールも成人になれば認められる権利です。が、同時に過ぎれば依存症という病気になります。

依存症になると、やめるために精神的にイライラします。本人だけでは無く、周囲にも影響が出ます。吸い殻のポイ捨て、アルコール酩酊による争いなど、社会的にも環境的にも問題になります。病気であれば医療機関でちゃんと治療が受けられますが、環境汚染や事故事件となるともはや医療の出番では無くなります。

当クリニックでは、積極的に禁煙外来をすすめております。どんな悩みでも良いのでまずは当院にご相談下さい。