医院名:湘南台ふかさわクリニック 住所:〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台2丁目31−15 電話番号:0466-41-5525

ブログ

2021.08.04

オリンピック

8月に入り、酷暑で体に堪える日々が続きますが如何お過ごしでしょうか? 今日本はオリンピック真最中でございます。私も連日テレビに釘付けです。 ただ、このスポーツの祭典で盛り上がっている中、理解が出来ないことが多々あります。一つは選手批判です。少し話題にあがっておりますが、メダルが有力視されている選手がメダルに及ばないと批判が容赦ないようです。しかも、スポーツとは関係ないスキャンダルが理由で起こっています。スキャンダルでオリンピック前の大事な時期に活動停止などの社会的制裁を受けております。それでも尚、非難という制裁をするのは如何なものか、相変わらずゴミのようなメディアには分からないのでしょう。本題は二つ目です。それは開催する時期です。もちろんコロナ禍で強行したのも問題ですが、それに加えこの熱波でとてもハイレベルなスポーツを行う環境ではありません。少し外を歩くだけで呼吸が苦しくなります。体温と同じくらいの外気は、呼吸による温度調節が出来ないため非常に危険です。オリンピックの最大放映権を持つアメリカNBCが視聴率を稼ぐために、アメフトや野球、バスケアイスホッケーのプレーオフやワールドシリーズがない8月にオリンピックを予定するようIOCに要求しているためと言われております。そもそもこれほどテレビネットワークが牛耳るようになったかというと、奇しくも1964年東京オリンピックの際に初めて衛星放送で全世界に放映してからと思われます。全世界に一斉に放映されるになると、放映権をもつ国の一番都合の良い時間時期に放送するになるため、どうしても開催国にとっては厳しい季節、時間になってしまいます。1964年東京オリンピックの開会式は10月10日、昨年までの体育の日でしたが、今は猛暑にやる羽目になっています。皮肉にもそのアメリカでは、開会式の視聴数1700万人と前回のリオデジャネイロオリンピックの35%減だそうです。アメリカではオリンピックよりもメジャーリーグ オオタニの方が人気あるようです。 今、コロナ感染拡大の第5波で日本は揺れております。8月で終戦から76年が経ちました。本当に日本が欧米から独立するためにはもう少し時間が必要なのかもしれません。
2021.07.02

不安

 7月に入りました。今年も半分過ぎました。あっという間だった印象ですが皆様はいかがでしょうか?例年梅雨が明ける前は長雨曇天が続いて気分も憂鬱になりますが、「今年は梅雨明けに東京オリンピックが待っています!」とも気持ちを切り替えることもなかなか難しいです。

  前回までのオリンピックでは、この直前の時期になるとメダル期待の選手や種目が脚光を浴び、普段親しみが少ない競技でもオリンピックの前後は解説者ばりに詳しくなります。是非ともそうなりたいものですが、なかなかモチベーションがあがりません。とはいえ、今年は日本のスポーツ界は賑わっています。ゴルフ界では松山英樹選手や笹生優花選手の海外メジャー制覇、メジャーリーグでは大谷選手が二刀流で現在はホームラン数トップです。オリンピックでも日本人の活躍が期待できます。

  前置きはさておき、今回の私のブログは「不安」です。コロナ感染やオリンピックに対してではありません。インターネットによる各種手続きについてです。このブログもまずはマイクロソフトのワードを使って書いているのですが、そのワードを起動させると、「ライセンスが切れました。更新をお願いします」とアラートが出現し、文字の入力が出来ません。早速更新手続きにかかったのですが、パスワードを入れたにもかかわらず、携帯電話の番号の入力を要求されました。要するに2段階認証というものだと思うのですが、その携帯電話番号の入力をした後、再度パスワードを入力すると、「パスワードが違います」と恐怖のアラートが出てくるではありませんか!何回もパスワードを入れましたが一向に進まず、再度パスワードの変更を試みましたが、やはりメールアドレスを入力しそのメールアドレスに送られてきたコード番号を入力し・・・。最悪のスパイラルです。結局パスワードを大文字小文字の区別無く入力していたこちらの単純な入力ミスでしたが、その間のやりとりにクレジットカード番号や自宅住所、電話番号など入力しなければならないのでそれはもう不安で不安でなりませんでした。NHKの報道番組中の「ストップ、詐欺被害、私はだまされない!」というコーナーを、「俺はそんな詐欺に騙されないよ!」なんて笑っていましたがもう笑えません。そんなことがあり、ワードが起動できずブログが更新できませんでした・・・(サボっていたわけではございません)。

  最近はインターネットバンキングや電子印鑑など、インターネットで便利な世の中になりましたが、どうも本人確認などが複雑化して結局、窓口や郵送でサイン印鑑をした上で手続きすると言ったアナログ社会の方が良いのでは?と雨粒が窓に当たる音を聞きながらブツブツと文句を言いながらブログを書いている72日でした。

 

 写真は単独無寄港無補給世界1周ヨットレース「Vendee Globe」を見事完走した白石康二郎選手艇、DMG Mori号です。浦賀に立ち寄った際に何気なく置かれておりました。マストがない船はまるで鯨の様でした。

 

 

 

2021.06.04

ドタキャン

 そろそろ神奈川も梅雨入りになりそうですが、気圧の変化で体調を崩しやすくなります。日照時間が短いので天気の良い日に洗濯物や布団を干す、しっかりと体を動かすといった工夫でなんとかこの鬱屈とした時期を乗り越えたいところですが、今回もまたネガティブなブログになってしまいます。

  5月末より自衛隊による大規模接種が始まりましたが、なんと1週間で7000件も超えるキャンセルが有り、当日キャンセルは3000件以上になったようです。理由は体調不良以上に2重予約が多かったようです。このことについて防衛省は、今後ある程度のキャンセルを見込んで更に予約システムを改善すると謝罪しておりました。

  一体なぜ防衛省が謝罪しなければならないのか不思議でなりません。自衛隊は有事の際に無くてはならない組織ですが、今回のことで改めて自衛隊の存在を考えさせられました。このようなデリケートな問題になるべく触れないのが無難といった風潮ではありますが、今回は少し私見を述べたいと思います。

  現在自衛隊は事実上、日本の軍事組織で国際的にも軍隊として認められております。ただ憲法9条では、「戦争の放棄」「戦力不保持」「交戦権の否認」が記されており、よって平和憲法でいうと自衛隊は違憲であるといった構図になります。もちろん憲法学者ではないので、理論的な意見は述べませんが、自衛隊が震災や大きな災害で救助活動を続けているのは元より、日に何回も行われる他国からの侵犯を24時間体制でスクランブル対応しているのも事実です。今この瞬間もその体制は変わりません。政府がその自衛隊にワクチン接種を依頼するのは、コロナウイルスのまん延が甚大な災害で有事にあたると判断したからです。自衛隊はまだその感染力が未知であったダイヤモンドプリンセス号の際も効率的に勇敢に対応し、なんと感染者を出しておりません。また、現在も大規模なクラスター発生は報告されておりません。そのような職務を粛々と遂行している組織が、大規模接種で発生したキャンセルで非難を受けるなど、もはや開いた口が塞がりません。もちろん非難をしているのは、言わずもがな、ワイドショーを中心としたマスコミです。遂行している任務が正当であるのに、いかなる理由であれキャンセルをする人々が非難してはなりません。理論的に間違っております。

  この土壇場キャンセルは、ワクチン接種の計画をせず、付け焼き刃的な方法で行っているため、国民が慌てふためいているのもありますが、マスコミがそれを煽っているのも影響しております。ネットでは、数多く予約し一番早いところで接種を受けた方が良い、当日キャンセルも止むなしという記事が多数見られます。そのため、一旦溶解したワクチンをキャンセル待ちの方に連絡したり、一部では職員や関係者に無駄にならないよう臨時で接種したりしております。ただ、その関係者に接種するのもマスコミは非難しておりますが。

  当院でもなるべく多くの方に接種してもらいたく、かかりつけでなくても予約を受け付けておりますが、まさにこの問題に直面しております。また、その他手術や内視鏡のドタキャンも多くなり、それに対処しなければいけいない医療以外の業務が重なり、また患者様からの心ないクレームも受けなければならず、モチベーションが下がってきております。

  ただし、我々クリニックのスタッフは、医療のスペシャリストとして医療の質は変えず踏みとどまろうと日々精進しており、それが誇りでもあります。

  今回画像は省略いたします。少しでもこの状態が良くなるよう、期待したいと思います。

2021.05.15

ヘビ

 東京オリンピックまであと2ヶ月になりました。東京オリンピックにあわせて、高齢者のワクチン接種が開始となり、様々な混乱が起きています。当院でもワクチン関連のお問い合わせが殺到しております。「ワクチン接種は全国民が対象で必ず接種できます。慌てず安心してください」と言われても、予約システムが脆弱だと焦ってしまうのも無理はありません。当院も貴重なワクチンを無駄なく接種できるように日々頭を悩ませながら効率化を目指しております。

  さて、ワクチンや東京オリンピックの話題がほぼ1日の3分の2を占めておりますが、最近注目したいのが「ヘビ脱走」です。脱走したのは「アミメニシキヘビ」という体長3.5mの大型のヘビで56日に横浜市戸塚区のアパートから逃げたようです。

  私は大のヘビ嫌いで、自宅の庭にでるカナヘビでも恐怖に感じます。以前、千葉のアパート暮らしをしているときに朝玄関のすぐ外で小さなシマヘビがとぐろを巻いているのに出くわして、一歩も外に出られず、窓から逃げるように出勤した記憶があります。もちろんそれから間もなく引っ越しました。おそらく小学校に入学する前に、近くの山でカブトムシ狩りをしていたときにクヌギの木からヤマカガシが落ちてきたり、庭の垣根いた大きなアオダイショウに脅されたりと、あまり良い遭遇をしなかったためトラウマになっているのではと思っております。幼少期に見たアオダイショウも巨大にみえましたが、一般的に1.5mほどのようで、今回逃走しているニシキヘビの半分以下です。おそらく道端で遭遇したら腰を抜かして餌食になりそうです。は虫類のプロの方が罠を仕掛けているようですが現在もまだ捕獲されておりません。このニシキヘビは穏やかで、それほど広範囲に逃げないようですが、自然界に放たれ野生となればどうなるかなど考えると穏やかな話ではありません。14日に捜索が終了するとのことですが不安です。ただ、あまり恐怖を抱かせるような記事を書くとそれこそ煽りになりますので、今回はこれで終わります。

  写真は小学生の時に夢中で見ていた、水曜スペシャルの川口探検隊です。当時はアクシデントだらけの恐ろしいドキュメントと思っておりましたが、巨大洞窟探検などでもちゃんと出口にはヘリコプターがカメラを回して待っており、安堵したのを覚えております。今のコロナ恐怖もきっと出口があると期待しております。

2021.05.01

大型連休ですが。。

 4月20日より、神奈川県もコロナ感染のまん延防止等重点措置の対象となりました。藤沢市はまだ適応になっておりませんが、何時適応になるのかは時間の問題かもしれません。

  今年の大型連休も緊急事態宣言やまん防で自粛生活を余儀なくしなくてはならなくなりました。もちろんそれに逆らうつもりも無く、自分たちに出来る医療を日々行っております。ただ、最近は我々医療従事者も疲労感もあってか、いまの政策に同調できないことが多くなっています。

  昨年の2月よりコロナ感染の流行で通常生活が出来なくなり1年あまりが経過しました。特に日本はダイアモンドプリンセス号のクラスター発生で、発生国である中国の次に感染の中心となりました。世界でもこの感染症に対しては経験があるはずが、1年が経ち、感染対策が成功したとは言えない状況です。元々日本人の感染数が少なく重症者や死者の数も少なく、幼少期のBCGが要因だとか遺伝子レベルで感染に強かったなどまだ結論が出ていません。各国よりも死者の数は今でも圧倒的に少なく、私も十分注意すればそれほど怖くないと煽り報道を批判しておりました。ただし、最近ウイルスの変異株が多発しており、今までとは違ったステージになっているのではと考えております。

  ウイルスは自分では増殖できないので生物とは言えません。増殖するためには、生物である人間細胞で自分をコピーしていく以外、滅亡してしまいます。そのコピー回数が多くなるとミスコピーも出てきて変異していきます。今回コピー回数が凄まじいほど早く、各国で変異多発しております。日本でも各国の変異株が確認され、イギリス株は大阪で猛威をふるっています。各国の変異株がこれだけ多種存在するのはなぜでしょうか?

  現在日本は1日2000人と入国者の制限をしております。先日検疫で確認した感染数は14人でした。単純計算では少なくとも入国者の0.7%が陽性です。一方今一番感染者数が多い大阪では最近1週間の感染者数は人口10万人に対し89人でした。約0.09%です。10倍以上の頻度であり注意が必要ですが、今後オリンピックがあるのであればさらに注意を要します。

  今、ワクチンが足りない、ワクチン接種するマンパワーが足りないと悲鳴が上がっております。ファイザーやアストラゼネカ、モデルナとすべて欧米製であるので、自国や友好国に優先的に供給をするのは当たり前で日本はその後輸入できるとわかりきっていたはずです。もちろんそれは当たり前のことで批判することは出来ません。ただ、この1年間ろくなウイルス対策無く、治療指針もださずに毎日テレビなどのメディアに出てくる感染症内科の権威(私は専門家様コメンテーターと呼ぶことにしています)と休業や生活の制限ばかり要求し、接種計画も立てずにいざワクチンが手に入る時期になれば焦るばかり。挙げ句の果てには貴重で不足しているマンパワーをオリンピックのために割くなど、支離滅裂です。

それでも我々のような小さな医療機関は医療を止めるわけにはいきません。ワクチン接種を具体的にどのようにすべきか、悶々と考えている大型連休となりました。

  写真は鎌倉稲村ガ崎公園からみえる江ノ島です。手前の石碑は近代細菌学の祖、コッホ先生の来訪記念碑です。コロナウイルスまん延で苦しむ日本をどう見ているのでしょうか?

2021.04.10

桜散る?

 3月はあっという間に過ぎてしまいました。おかげでブログをなかなか挙げられなくて。。。なんて言い訳から始めてしまいましたが皆様如何お過ごしでしょうか。1日の寒暖差もまだ目立つところに花粉症が加わり、体調管理に苦労しますね。

 4月に入り、クリニックの近くの小学校も新学期で登校するちびっ子を見かけるようになりました。ただ折角の入学式の時に桜がすっかり散ってしまい、少し寂しい感じがします。

 「桜散る」と言えば、受験で不合格の際に送られる通知に記されているものでした。私も地方大学に受験し、色々な大学から数多くのこの通知が来ました。この通知が来ると、また暗黒の1年を過ごさなければならないのかと落ち込んだものでした。「桜散る」とは、まだ桜が咲く前に残念な結果を比喩的に報告する際の決まり文句のようなフレーズで、あまり良い印象はありません。めでたい入学式の時期に本来桜が満開なはずが、最近は桜が散っているとなると、入学式の華やかな思い出がなくなってしまいます。

 そこで、気象庁のホームページに過去の桜の開花時期が記載していますので調べてみました。私の小学校入学の1977年は4月5日、中学校入学の1983年は3月27日でした。最近10年でみると平均3月23.8日ですので、やはり最近は以前より早めに開花するようです。桜の開花期間は10日から2週間ですので、最近の入学式の時にはすでに散ってしまっています。

 桜の開花もそうですが、この2年間はコロナウイルス蔓延で卒業式や入学式自体が自粛や簡略化しており、本当に子供達若い方が不憫で可哀想です。ただ、こんな時代だからこそ今まででは考えられないアイデアや技術の革新が若い方から創造されるのかなとも思います。その技術をそれほど遠くない将来で是非開花満開させて「あの時あんなことがあったから」と笑ってもらいたいものです。

 

写真は、以前海で際会した「みらいへ」という帆船です。

2021.03.16

Fukushima

3月になって、更に暖かい日が続いています。おかげで花粉は猛威をふるっていますが皆様体調如何でしょうか?

昨年からのコロナ蔓延で、生活がガラッと変わり、1年経過した後の春でもう少し気分が晴れると思いきや、緊急事態宣言の延長です。色々な指導者が様々な要求をしていますが、国民の皆さんは本当に耐えて頑張っているなと思います。

さて、今年で東北震災後10年を迎えました。3月に入り、様々なメディアで報道されておりますが、まだまだ復興出来たとは言えない状況です。その中で、一番復興が遅れているのはやはり福島ではないのでしょうか。先日、福島原発事故を題材にした「Fukusima50」という映画がテレビ放映されました。かなり緊迫感ある内容でした。実際はその何十倍の恐怖と戦っていたのではないのでしょうか。そこで今回は開院直前の20188月に1人で東北旅行した時のお話しをします。

福島は医者になって3年目の新米時で苦しかったり楽しかったり思い出が一杯の土地で、私が初めて本格的にサーフィンを始めたのも福島でしたので被災してからずっと気になっていました。私が赴任したのは福島でも真ん中あたりで、「中通り」と言われる郡山でした。もちろん中通りも震災で被害が大きかったと思いますが、やはり「浜通り」と言われる海岸地方は津波や原発事故で比較にならないほどの被害だったと思われます。たまに中通りから浜通りの海に遊びに行った際にお世話になったサーフショップや定食屋さんはすべて更地になっており、浜にみえるのは殺風景な防潮堤だけになっていました。そこから国道6号線を北上するとまもなく帰還困難区域に入り、歩行やオートバイは未だに制限されておりました。国道沿いは廃墟だらけで、海岸方向の道路はすべて閉鎖されておりました。当然車外に出られませんので通り過ぎるだけでしたが、日本ではない殺伐とした風景でした。更に北上し、陸前高田まで足をのばしました。有名な「奇跡の一本松」はすでに枯死して人工的なモニュメントになっており、胸が詰まる思いでした。夜は気仙沼のビジネスホテルに泊まりましたが、比較的賑やかで居酒屋ではたくさんの地元の土木業労働者で賑わっており、仲良くなった若者に自分の素性を明かし開院前の不安な胸の内を話すと逆に明るく励まされましたのを覚えております。

 「Fukushima 50」は、節目にしては短すぎる10年目の311日を迎え、コロナ禍で震災の恐怖を忘れてしまっているのを思い出させてもらった作品でした。その中で、最後に渡辺謙さんが演じる当時の吉田所長(現場の最高責任者)が、何が間違っていたのかと言う問いに「自然を甘く見ていた。コントロールできると勘違いしていた。慢心だった。」という台詞が印象的でした。人間の出来る限界は思っているほど高くは無いのかとコロナ禍であらためて感じました。

写真はかつて通い詰めた大好きだったビーチで今は更地になってしまった福島いわき市四倉海岸と帰還困難区域内の国道6号線です。悲しい写真ですが、私にとって大事な2枚の写真です。

2021.02.20

花粉症

 2月になり、暖かい日が続きますが暖かい天気が続きますが、皆様如何お過ごしでしょうか?きっと多くの人は、1年の中で一番良い季節と感じているのではないでしょうか?ただ、一部の人はそうでもないのです。そうです、花粉の季節なのです。今年は、昨年に比べ2倍程度の花粉飛散量になるようです。それを聞いただけでも滅入ります。私もこの時期からスギ花粉症が始まり、5月の連休までヒノキ花粉症が続きます。花粉症になると、くしゃみ鼻水鼻つまりや目が痒くなり涙目になり、それはもう悲惨なことになります。

 初めて花粉症が報告されたのは1964年のことのようです。それ以降、年々報告例が増えて、高度成長での大気汚染も伴い爆発的に増えました。それまではスギ自体が無かったのかというとそうではなく、第2次世界大戦時に森林伐採が進み、戦後スギの需要があり植林が盛んに行われるようになりました。その後、海外からの木材輸入で国産スギの需要が低下し、林業の衰退とともに、間伐せず荒れ放題になります。そのスギが一斉に開花し何十年も経過した今では、どうにもならない状態になったのではと考えられています。

 それではなぜ、花粉症になる人とならない人がいるのでしょうか?花粉症の多くの方はこの不公平を常に感じているのではないでしょうか?花粉症でない人に「大変ね」や「気の毒に、可哀想に」と言われているとのはまだ良いです。コロナ流行の時期には「迷惑!」とあからさまに嫌がれます。本当に不公平です。花粉症とは花粉に対しての「抗体」という本来身を守るために出来る物質が過剰に産生され、さらにその抗体が過剰に働いて炎症が起こる病気です。要するに抗体が過剰に出来てしまい過敏になる人が花粉症になります。抗体が過剰に産生するかどうかは遺伝や環境で決まりますが、防ぎようがありません(涙)。

  

 過剰反応は何も花粉症に限ったことではありません。先日も東京オリンピック組織委員会の会長が、女性差別と思われる言動のため辞任されました。私も女性差別は絶対に反対ですし、抗う気も毛頭ございません。ただ、少し過剰に反応しすぎでは?とも思えます。今一番大切なのは、どう安全にオリンピックを遂行できるかが大事なわけで、焦点があまりにもかけ離れていると感じるのは私だけでしょうか?

 

 花粉症を癒やすのは、愛犬しか今のところありません。

 

2021.02.03

臆病

 22日の節分は如何お過ごしでしたか?今年の節分は普段よりも1日早く、なんと124年ぶりとのことです。元々1年を4分割にして春、夏、秋、冬としていますが、それぞれの季節の始まりの日を立春、立夏、立秋、立冬と呼び、節分とは「立春」の前の日を意味するようです。地球が太陽の周りを1周するのを1年としていますが、実は365日よりもわずかに長く、その誤差調節で節分のずれが生じるとのことです。このわずかな誤差の話題がニュースで取り上げられると言うことは、少し世の中が落ち着いたのかなとも感じます。

  さて、今回のお題は「臆病」です。臆病は余り良いイメージはありませんが、慎重であるという意味で私は好きな言葉です。

 実は私は時代劇が好きで、毎回NHK大河ドラマを欠かさず観ております。今回は「麒麟がくる」という、明智光秀を題材にした物語です。明智光秀は私が歴史を習った頃は、下剋上、裏切り者、三日天下の負のイメージがありましたが、最近はその大河ドラマの影響か、有能、真面目、正義漢と少し良いイメージとなってきました。確かにドラマでの光秀は、それはもう忠義深く、真面目で情け深く、誰からも信用されるような「真面目で良い人」です。演じている長谷川博己さんもはまり役です。一方織田信長は、気性が荒く乱暴で、無慈悲な采配をする荒くれ者に描かれております。その荒くれ者の織田信長にとって明智光秀は非の打ち所無い男で、嫉妬している感じにもみえます。まあ、有能な部下を持つと仕事ははかどるのですが、過ぎるとむかつくこともあるのは皆様も経験あるのではないでしょうか?織田信長はいつも無理難題を光秀に言いつけ、ことごとく光秀がうまく解決していきます。何時の日か信長は余りに有能な光秀を恐れていたのではないでしょうか?織田信長はもう少しで天下人になっていましたが、何もめちゃくちゃ戦に強いからだけではありません。楽市楽座や関所撤廃など市場緩和で経済を立て直したり、西洋文化を取り入れたりと政治的な観点からも優れています。また、反勢力である延暦寺や本願寺など、仏も恐れず弾圧しました。ある意味、ものすごく慎重で自分と敵対するものを徹底的に排除し、ゼロリスクに心がけたのではないかと思います。そんな慎重である織田信長が余りに有能な明智光秀を怖がり恐れていたのではないのでしょうか。信長=臆病とするのであれば、本能寺にほぼ丸腰で陣を構えることなどあり得ないのではと以前より不思議でなりませんでしたが、あと残すところ2回の放映でどのような解釈になるのか楽しみです。

 ただ、今までの歴史資料は、何十年何百年後に勝者に都合良く書かれることが多く、この下剋上物語もどこまで本当かは分かりません。今の令和の時代もどのように伝えられるのでしょうか?

 写真は鎌倉八幡宮の段葛前の狛犬です。マスクしていました。

2021.01.20

火について

 今日は120日です。今朝は冷え込みましたね。二十四節気で「大寒」にあたり意念で一番寒い時期です。朝の犬の散歩に出かけると、犬ではなく自分の尿意が大変なことになります(もちろん犬と違い我慢しますが)。毎朝5時半に散歩を始め、6時くらいになると少しずつ東の空が明るくなってきます。まさに夜明けといった感じで寒いですが1年で一番好きな時間です。日が昇ると、体感温度が一気に上がります。あらためてお日様はありがたいなと思います。今日は大寒ですのでもちろんクリニックの暖炉に火を入れました。寒い日の暖炉の火は格別ですね。

  さて、今回はそんな火についてのお話しをさせて頂きます。人類が文明を築けたのは火を扱うことが出来たからです。諸説ありますが、初めて火を扱い始めたのが170万年前で200万年前に人類が誕生しまもなくです。人類は火の使用とともに進化していったといっても過言ではないでしょう。ちなみに今の人類は「ホモサピエンス」という種で40万年前に誕生しました。はじめは山火事のような火はなるべく近づかないよう避けていたと思いますが、何時の日か「近づいてみよう→暖かい」「触ってみよう→熱い」「やっぱり危ない」の繰り返しだったのではないのでしょうか?そのうち、過激でお調子者が「触れるんだぜ、凄いだろ!」なんていきがったり、「ほら、怖いだろ!」など火の付いた木で周りの者を脅したりしたんじゃないでしょうか。そしたら以外に暖かく、「これ、結構使えるんじゃない?」という感じで瞬く間に広がったのではないでしょうか?あくまでも私説ですが。

 そんな火を使うと凄く便利で、ものを焼いたり加工したり、動力にしたりして産業革命がおこり今に至っております。ここ最近100年くらい前から(何万年に比べればと言う意味では)火を使うことで、公害が発生したり二酸化炭素による温暖化が言われるようになりました。最近ではそういった温室効果ガス削減に世界中が向かっています。水力風力や太陽光など再生可能エネルギーに変換しようとするもので、言ってみれば火からの脱却です。日本も火からの脱却を宣言しており、ガソリン車を15年くらいでの生産停止するようですが、かわりの動力をどのように作るのでしょうか?今のところ、火力の代わりに原子力に頼るのでしょうか?一番良いのは、二酸化炭素を炭素と酸素に変えてしまう、そうです、宇宙戦艦大和に出てくる「放射能除去装置、コスモクリーナー」のようなものがあれば良いのですが。まあ、宇宙戦艦大和ではこのコスモクリーナーは地球では技術的に生産できず、「イスカンダル星」まで取りに行くという無茶なストーリーが展開されてましたが。

 コロナ以外にもたくさんの問題が山積みな地球の中のちっぽけなクリニックで、暖炉の火を見ながらうじゃうじゃ考えた大寒120日の朝でした。

 写真は人類の起源と言えば、映画2001年宇宙の旅のオープニングです。まあ今は、イケメン俳優が原始人に火を持たせる大林組のCMの方がわかりやすいでしょうけど。

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