ブログ

2019.09.30

日帰り手術に必要なもの   -One for all, All for one-

9月も過ぎ、あっという間に今年残りが3ヶ月となりました。

当院は鼡径ヘルニアの日帰り手術を積極的に行っておりますが、開院後1年間で徐々に手術件数も増えてきました。お陰様で4月からの5ヶ月間で58件の腹腔鏡下手術を行いました。ただし、予約件数が増えていることにより、現在3週間程度お待ちいただいております(もちろん症状にあわせて臨時で行うこともあります)。できるだけ早期に手術できるよう、調整を行っておりますのでご容赦ください。

さて、1年で一番過ごしやすい季節で、食欲の秋、スポーツの秋とも言われております。

スポーツと言えば、現在ラグビーのワールドカップが日本で開催されております。院長の私も学生時代、ラグビーに打ち込んでおりました。とはいえ、ラグビーは究極のコンタクトスポーツであり、学生時代は痛くてつらくて練習がいやでいやで仕方ありませんでした。正直、大学を卒業し、やっとラグビーから離れられるという思いでした。ただ、肉体的に極限まで苦しいこと、つらいことはラグビーをやっていなければ経験できなかったと思います。

私の学生時代では、アイルランドや南アフリカに勝つなど想像もつきませんでした。練習試合でも考えられませんでした。日本は1987年の第1回大会より連続9回出場しており(強豪南アフリカは7回)、前回第8回まで1勝しかしてませんでした。現在、外国籍の選手も多く体格的にも強豪国と比較し遜色ありませんが、体格や体力だけで勝てているわけでは無いと思います。外国籍の選手含め、日本に対する愛情や、チームも友情や絆があり、信じることで初めて相手に立ち向かえるようになります。国籍なく日本のチームで戦っている選手を尊敬します。

One for all ,All for oneというフレーズがありますが、まさに当クリニックでの日帰り手術もスタッフ一同、患者様のために一丸となってがんばりたいと思います。

ちなみに自宅のリビング、テレビの横に、大学卒業時に在校生や監督、部長先生からいただいた革のラグビーボールを飾っております。今、こうしてテレビでワールドカップを見ながらそのラグビーボールを眺めていると、つらかった学生生活も懐かしく、誇らしく感じております。

日本がんばれ、そしてすべてのラガーメン、がんばれ!