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2019.11.16

臨床外科学会で

 11月も中旬になり、朝晩は本当に寒くなりました。
寒くなってくると、風邪、特にインフルエンザの流行が気になります。厚生労働省の11月15日の発表では、そろそろ流行時期になったとのことです。今までよりも、2週間から1ヶ月ほど早いようです。しかも、流行するtypeも複数あるようで、1年に2回罹患する患者さんも多くなるようです。また、今までは冬乾燥する時期に流行しておりましたが、今では春夏でも罹患する人もいます。科学的根拠はいまだはっきりしないのですが、やはり温暖化や台風の影響もあるとのことです。いずれにしても、風邪やインフルエンザなどの感染症は人から人へと移ります。しっかりマスクや手洗いを行い、人混み、特に閉鎖されている空間は注意して予防に心がけましょう!
 さて、今回11月14日から16日まで、日本臨床外科学会という学術集会がありました。この学会は、私のような臨床医にとっては非常に重要な集まりで、自分の診療や研究、手術などの手法を発表したり、他の先生方の発表を聞くことで勉強する集会です。日本中の外科医が集まるので、言い換えれば日本の外科診療が集約していると行っても良いでしょう。当院からは中山先生が、「鼡径ヘルニアの日帰り手術の工夫」というテーマで発表しました。数ある発表の中で非常に評価が高く、1年間日帰り手術を一生懸命した成果が出たと思っております。
 また、偶然にも今年医師1年目の私の姪にも会うことができました。医師になって半年、まだまだ初々しいですが、頼もしくも感じました。外科医を志すとのことです。うれしい限りです!