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2019.12.02

寒くなり、足腰が痛む方へ

 最近、朝晩だけでは無く日中も寒くなりました。開院してあっという間に1年3ヶ月が経ち、師走であることを忘れておりました。とはいえ、元々腰痛持ちの私の体は正直で、寒くなって反応してきました。 たいていの体の痛みは、ある程度痛み止めや湿布などで改善することが多く忘れてしまうこともありますが、私にとっての腰痛は寒くなるとやってくる悪魔のようです。  腰痛も首肩の痛みも脊椎、いわゆる背骨付近の慢性疼痛と呼ばれており、なかなかスッキリとは治りません。背骨は全身の中心で体を支えている支柱であります。支柱の周りを背筋が支えておりますが、実は背骨を支えている筋肉は背筋だけでは無く、腹筋も重要です。全身の筋肉の中でも、一番の力持ちが背筋で有り、腹筋と含めて体幹の筋肉、最近「インナーマッスル」と呼ばれております。  寒くなり、更に年末忙しくなると、ついつい運動も怠りがち。忘年会が目白押しで体重も増えて・・・。インナーマッスルが弱っていくばかりで腰痛がひどくなりました。患者様に常々、運動を勧めていた自分が恥ずかしいです。  もちろん腰痛に関しては整形外科が専門の病院やクリニックへの受診をお勧めしますが、自分でメンテナンスしたいと言う方にはダイエットとストレッチ、筋力トレーニングがよいと思います。特に私のお勧めは相撲で言う「四股を踏む」という運動です。四股は股関節はもちろん、四肢体幹の柔軟性、筋力が必要で、しっかり四股を踏むためには相当な訓練が必要です。四股が踏めないと力士は四股名がもらえません。それほど重要です。個人的には相撲は最強の格闘技と思っており、年6回の大相撲は欠かさずみております!  私も診療の合間に四股を踏んで体幹トレーニングを始めました。今のところ3日以上は続いております!