医院名:湘南台ふかさわクリニック 住所:〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台2丁目31−15 電話番号:0466-41-5525

ブログ

2020.03.11

少し冷静になって考える。。。

今日は少し冷静になってブログを書いております。ウイルス感染を含め、風邪をひくとなぜ発熱するのかを考えてみます。  最近、世の中新型コロナウイルスの話題で溢れています。また、3月になって、本来であれば春休み前、卒業式前で何かと学校行事が忙しいはずでしたが、今は休校の要請があり、子供達は体と時間を持て余して大人達は勤務を控えなければならず、先々のことを考えると不安でならないかと思います。とはいえ、私の小学校6年(4月から中学生)の息子は、毎日近所の公園やら、広場で友達と遊んでおり、長い春休みを謳歌しております。そんな姿を見て、少し冷静になれました。。。  そもそも、風邪をひくと熱が出やすいです。例えばインフルエンザにかかると、38度以上に熱が上がります。また関節痛や筋肉痛などの症状も出てきます。なぜでしょうか?  人間は「恒温動物」といって、体温を一定に保ちます。その人間がウイルスなどの外的に侵される(感染する)と、体の中の外的から守ろうとする細胞が戦闘状態になります。その際に出される物質サイトカインが脳内の温度を調節する部分に信号を伝え、体温が上がります。司令室に現場から「敵が来た」と情報が流れ、司令部が「温度を上げろ」と各部署に命令を下すのです。  ではなぜ温度を上げなければいけないのでしょうか?これは温度を上げた方が、外敵からから防御する細胞が戦いやすくなるのです。そのメカニズムは複雑でわかりにくいため省略しますが、非常に良くできた機構です(医学生だった頃とても難しくて苦手で嫌いでしたが、今となり役に立っております)。何でもそうですが、勝負事はまず、戦いやすい環境をつくるのが鉄則です。  それではどのように温度を上げるのでしょうか?体を震えさせ、筋肉で熱をおこすのです。だから風邪をひくと熱が出始める際に寒気を感じるのです。悪寒があると具合が悪くなる印象がありますが、実は体を外敵から守る防御反応をおこしているのです。決して悪いことではないのです。当院では必ずインフルエンザを含め、風邪をひいた患者様に「悪寒ありますか?」と伺っております。もし悪寒があれば、直ぐに解熱剤で熱を下げるのでは無く、一旦熱を上げるために漢方薬を処方し、外敵と戦う状態をつくってあげます。  今回、コロナウイルスで騒がれてますが、基本的には風邪のウイルスでほとんどの患者様は同様な治療で良いかと思います。慌てず通常の対策をすれば良いと思われます(もちろん感染力を考えると、いつも以上に人との接触を避けなければいけません)。高齢者や基礎疾患のある患者様が重篤になったり無くなったりしてますが、体力が無いため、その防御体制が正しくとれないためと思われます。  あまりマスコミの煽り報道に惑わされずに、ここは冷静になってこの危機を乗り越えられたらと思っております。 当院の若い女性スタッフが、なんと「レッドブル」をゴクリと飲んでおりました。若い女性が栄養ドリンクを飲んでいる姿を見て、私もクリニック前にある自動販売機で「レッドブル」をポチリと買いました。何となく、効いた感じです。。。。