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2020.05.29

梅雨の季節  腰痛対策

 コロナ感染症一色でこの数ヶ月は過ぎていきましたが、そろそろ梅雨の時期です。今年は例年より1週ほど遅く梅雨入りし、数日遅い梅雨明けになる予想です。梅雨はジメジメして鬱陶しい時期の印象がありますが、私と家内の誕生月でもあり、私たちにとっては特別な季節です。そんな梅雨になりますと、やってくるのが腰痛です。クリニック開院し2年が経とうとしております。いままで勤務医の時は、朝から晩まで立ちっぱなしで手術に明け暮れておりましたが、今は手術は日帰り手術のみになり、それ以外はずっと診察室で座りっぱなしです。勤務医時代の手術は、長いときで10時間ほど、平均4時間は立ちっぱなしでした(食事水分摂取トイレにもいきません)。当然立ちっぱなしなので疲労感はありましたが、腰には余りこたえませんでした。それが座りっぱなしになると、とたんに腰痛がひどくなり、以前のブログにも私のだらしのない腰の裸体画像を載せましたが、湿布やら痛み止めの厄介になりました。患者さんにはウォーキングやらストレッチなどトレーニングを勧めますが、なかなか実践できず色々グッズに頼るわけです。そこで登場したのがこの2点。1つめは「ワンダーコア」。4,5年前に流行りました。結局使わず犬の座布団になっておりましたが、この度再登場です。結構腹筋背筋共に鍛えられ?、まずまずの手応えです。2つめは骨盤矯正クッションです。診察室の椅子にのせて使っております。もし調子よく皆様ご興味があれば、診察の際にお試し頂いても構わないと思っております。この結果は梅雨明けあたりにご報告いたしたいと思います。

2020.05.18

国際宇宙ステーション

5月17日は良いお天気になりました。
どこかのニュースで国際宇宙ステーションがよく見えるとの記事を見たので、ネットで検索しました。するとJAXAのホームページで、観測地点を入れるとどの時間にどこら辺を通るか調べられます。国際宇宙ステーションについてもちょっと調べるとおもしろいことがいくつかありました。

まず大きさですが、サッカーコートと同じくらいの大きさがあるらしいです。ほとんどは太陽光パネルですがそれにしても大きいです。また、90分に1回地球を周回しているので、ほとんど毎日日本の上を通過しているようです。ただし、真夜中だと地球の陰になり太陽が反射しないため、光らず見えません。

日没後、もしくは明け方前が良いようです。更に仰角といって、地平線との角度がある程度あった方が障害物や街の光の影響なくよく見える条件のようです。肉眼でもかなり明るく、夜空を数分で横切るので思ったより早いです。スマホでとってみましたが、なんと写りました!(写真の知識は全くありませんが)。

次回は双眼鏡でみたいと思います(形がはっきりわかるようです)。

2020.05.11

スーパームーン 

5月も半ばになってきました。気がつくと季節はすでに初夏になっていました。最高気温も30度近くになり、初夏というよりは夏本番のようです。 今はコロナ騒ぎでなかなか運動もできず、仕事帰りに少し歩くことにしています。ただ、町中を歩いていると、帰る頃には飲食店の灯りも消えて寂しい限りです。この騒ぎで無ければ、灯りに集まる虫のごとく、飲み屋に吸い込まれるはずでしたが。 ただ、5月8日に海岸を歩いていたら、ものすごく大きい満月(厳密には満月から1日過ぎておりました)が海に浮かんでおり、思わず道路から砂浜まで降りてみとれておりました。これはもしかしてスーパームーンというやつでは、と感動しておりましたが、そもそもスーパームーンとは何、とちょっと調べてみました。簡単に言えば、地球と月の距離が短く月が大きく見えることを言うそうです。一番小さい時と比べて30%程大きく見えるそうです。しかしそのときの私には倍以上あるように見えており、ちょっとがっかりです。さらに地平線近くの月は大きく見えるのは、他のビルや山などと比較されるときに見られる錯覚のようで、実際は変わらないようです。 人間は錯覚で大げさに言ったり聞こえたりする生き物だとあらためて痛感しました。錯覚で物事を判断することが多い時代ですので、正しい定規で世の中を見たいものです。ただ、錯覚が無ければ万葉集や文学、芸術は無かっただろうし、難しいところです。
2020.05.02

笑ってますか?

 1年で1番楽しいGWになりました。外出自粛が続いており、連休らしくない日が続きます。できることも限られるので、どうしてもテレビや動画サイトで楽しむ以外、時間を持て余してしまいます。  今回、ドラえもんの少し強烈な絵を出しました。皆様、どのように感じましたか?笑う人もいれば、ふざけた感じに感じる人、不愉快に感じる人、怒りを感じる人もいると思います。なぜこのような絵を出したのかというと、人によって色々感じることが違うと思うからです。人によっては、「今これだけ人が困っているのに非常識。ドラえもんとはいえ、許せない」とか「なんて下品なこと。これはだれかが台詞をかえてふざけたのだ」と考える人もいるでしょう。でもこれ、原作の一部です。  今、コロナ感染症で抑鬱気分になっていると思います。ネットニュースでは、お笑い芸人の深夜ラジオでの発言が問題視されたり、コロナに感染したキャスターを非難したり、ある代議士の一言を挙げ足とりしたりと色々なところで炎上しております。あの人の一言が許せない、精神的に屈辱、もうたくさんだという人もいます。確かに不愉快に聞こえることもありますが、そこは人間ですので間違いやニュアンスを異なって感じさせてしまうことがあると思います。志村けんさんがお亡くなりになり、追悼の特別番組が放映されております。今見てもあのコントはおもしろいですが、見方によっては差別的な表現もしておりました。でも私は大好きです。  ネットでもテレビでもラジオでも、聞くのは視聴者ですので自分が聞きたくなければ聞かない、賛成できないと思えば消してしまうなどすれば良いのですが、いまはすべてのことに関して自分と違うことをすると否定してしまうのでしょうか。少なくともいちいち気にせず少し余裕をもって生きたいです(とはいえ、生活に困ってしまうこともあり、言うほど余裕はないのですが)。  ただ一つ、納得できないことがあります。それは「感染症専門家」と言われる大学教授が毎日毎日数時間毎に出演していることです。以前からマスコミ、特にテレビ放送での煽り報道には否定的でしたが、今はひどいものです。普通専門家が発する言葉は重く感じ、誘導されがちです。例えば毎日出る感染者数は比較的ビジュアル的には「映え」て見えます。非常に説明しやすい数字ですが、そこで終わってしまいます。こうした方が良い、こういう考えもある等あれば良いのですがありません。大学教授はやはり研究者のトップなわけで、今はこの感染症に対して少しでも研究しなければならないのに、ほとんどの場合にテレビなどの出演に時間を費やしているのではないでしょうか?  いい加減にしてほしいものです。。。    
2020.04.21

やらかしました。。。パート2。私はヤブかも。。。

少々ふざけた題名ですいません。いつからか、ブログの写真が私の背中の裸体が多くなりました。決して露出狂ではございません。 なぜ、このような題名にしたかというと、このコロナ騒ぎで患者数も制限(あくまでも減ってしまったのではなく、制限と言うことにしております!)しており、少し時間に余裕があるためブログを頻回にあげて皆様のお役に立てればと思っております。 今はニュースはコロナ一色で、医師会からの連絡もほぼコロナ関連です。主要な学会はすべてキャンセルになり、新しい知識もコロナ以外は入ってきません。当然、ブログもコロナ関連にならざるを得ないのですが、あまりにコロナの情報が溢れており、以前から申し上げている誤情報の拡散「インフォデミック」が目立ちます。とはいえ、以前は私もテレビが好きで、それこそ「8時だよ全員集合」などは親の反対を押し切り、食い入るように見ておりました。あの時はドリフを見てから寝ますので、かとちゃんの「ちょっとだけよ」や志村けんの「いっちょめいっちょめ、わーお」などは自然に布団の上がステージになってしまうものでした。父兄からは苦情の電話など殺到したようです。あれが10時だったらもう少し変わったのかもしれません。少し話が脱線しましたが、とにかく昔テレビ好きだった私も、今の報道関連、ワイドショーの情報には誇張がおおく、嫌気がさしております。医学とは経験科学であり、正しいデータを解析し、疫学をただしく普及するといったものです。現在の情報はあくまでも経過であり、そこに予想が加わります。その予想が好き好きに勝手であり「インフォデミック」になるのです。だから今から私が述べるものもあくまでも私見ですので、後に「あいつもワイドショーと同じだ」と言われるかもしれませんので、あくまでも今あるデータを医学者という科学者の目で述べることにします。厚生労働省が4月14日に発表した年代別死亡数で60歳未満の割合は5.2%、50歳未満はわずか1.8%でした。また、国別で言うと人口100万人あたりの死者数はアメリカ123人、イタリア388人、ドイツ47人、中国3.2人、ニュージーランド2.9人、日本2.2人、驚くべきことに台湾は0.2人です。そして、コロナ対策がうまく行っている、ドイツ、台湾、ニュージーランドの指導者はすべて女性です。これが今回お話しするすべてです。現在、欧米、特にアメリカに追従するように感染者数が増えてきており、診療もなされております。よって、医療崩壊は免れません。アメリカは高度医療施設といって癌や心臓疾患、脳神経疾患などを扱う施設にコロナ感染者が受診し入院するため、せっかく「世界最強の感染症機関」であるCDCがあっても院内感染が多く、死者の増加もとどまるところをしりません。対してドイツはやはり精密にPCR検査を効率的に行ったうえで感染者の管理がなされ、台湾ニュージーランドは水際対策が万全だった結果だったのでしょう。 これをみると、やはり早めの予想、対策をしないと手痛い目にあうことがわかりました。 なぜ、今回私の背中の写真を出したのかと言いますと、先週の日曜日に天気が良くおいしい食事でもと思い、魚介のパエリアを作ってもらいました。すると腕にじんましんができてしまいました。最初、パエリアのエビが原因かと思い、翌日はあまったアサリでリゾットを作ってもらいました。なんとその後、ひどい全身のじんましんが出てしまい、今でも寛解しておりません。いままで千葉房総で長く暮らしており、貝類は患者様からもらったりしてよく食べておりましたが、今回まさか自分が貝でアレルギーが出るとは思いませんでした。よりによって、一度出たじんましん、過信かやめれば良いのに貝をその後に食べるなど、言語道断です。患者さまには「疑わしい食材は食べてはダメですよ!」というくせに、自分は予想もつかず水際対策がなっておりませんでした。。。 反省しております。皆様、食物アレルギーはいつ発症するかわかりませんので疑わしいときは控えましょう!
2020.04.14

時差出勤

4月13日月曜日は、春の嵐、荒天でした。寒暖差に加え、気圧の変化が激しく、体調を崩されている方も多いとは思います。また、コロナ騒ぎで精神的に疲弊してしまった月曜日でしたね。 ただし、今朝空をみると、なんとすがすがしいことでしょうか。台風一過ではないのですが、嵐の後の好天です。クリニックからみる富士山も大山丹沢も雪帽子をかぶっておりました。 今は生きていくのが大変ですが、日本は今のところ、欧米諸国のような感染爆発でコントロールできない状態では無いと思います。日本人の道徳観や秩序を守る国民性がそうさせているのかと思います。 当クリニックも職員が10数名おります。電車通勤が約半数です。やはり朝の通勤帯はラッシュまでにはならないのですが、十分なソーシャルディスタンスが確保できない状態です。何とか当クリニックでも出勤をせずテレワークができれば良いのですが、医療は人に接しなければできませんのでそうはいきません。治療とは「手当をする」ことで、まさに手を触れないとできないことです。そこでできることはと言うと、「時差出勤」です。現在、当クリニックも患者さんで混み合うことが無く、外来時間を10時にすれば、少なくとも職員の半分は時差出勤できます。しばらくの間は、地域の皆様にもご協力頂ければと思います。 本日のクリニック屋上からの景色です。皆様、必ず感染症の恐怖は止みます。ウイルスや細菌などが原因とわからず伝染病と言われていた時代から現在まで、ずっと流行している感染症はありません。きっとこの景色のように荒天の後の好天になると思いますのでそれまでがんばりましょう!
2020.04.08

緊急事態宣言が発表されました。

 4月7日、政府より緊急事態宣言が発表されました。みなさん、どう思いましたか?  2月3日にダイアモンドプリンセス号が横浜港に入港し、新型コロナウイルス陽性患者が出ました。3月に入り、感染者数はなだらかな増加を認めましたが、爆発的な増加はなく、3月連休中に感染者が増え、現在爆発的増加の兆しが見える状態での発表です。新型コロナウイルスの潜伏期間はまだ不明ですが、平均5−7日という説や2週間ほどという報告もありますがはっきりするのはもう少し状況が落ち着いてからかもしれません。現在全世界で研究されているものと思われます。3月連休より2週間が経って、首都圏では感染者数の爆発的増加は見られませんが、病院関係者からの情報によると、日に日にコロナ入院患者(現在は原則軽症者も入院となっております)は珍しくないということです。    ここからは、神奈川の藤沢地域の1クリニックとしての私見を申し上げます。 いまのところ当クリニックでのコロナ感染患者は出ておりません。ご存じのように唯一の検査であるPCR検査はまだ「帰国者接触者相談窓口」に連絡してから、検査できる医療機関を指示され検査を受けるといった手順は変わりません。なぜなら、検査時に感染から守るN95マスク、シールド、ガウンがないので医師看護師が感染する可能性があり、よって当院の様に多くの診療所での確定診断はできません。ここのところがわかりにくいので困っております! 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている方、または強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方はまず相談窓口に連絡します。そこで相談窓口のかたが「流行していた国地域に訪問滞在していた人またはコロナ感染患者と濃厚接触した」「医師が感染を強く疑う」場合、検査できる医療機関に連絡してはじめて受診できます。はっきり言ってわかりにくく、医療者側からはごまかしているとしか言いようがありません。一例をあげると、  「37台の発熱が1週間ぐらい続いて咳、だるさがあります」という患者さんからの電話を頂きます。となるとクリニックからは「帰国者接触者相談外来に連絡してください」と伝えます。そうすると「もう連絡したのですが、かかりつけもしくは近所のクリニックに受診してくださいといわれました」と返されます。なぜならコロナ感染者との濃厚接触がないからです。濃厚接触がなければ、発熱が続こうが息が苦しいだろうが、PCR検査機関に紹介してくれません。当院でも防護服がない中で、感染が完全に否定できない患者に対しては、時間を指定し一般患者と接しないように別ブースで診察するようにしております。そこでやはり肺炎症状がCTやレントゲンで確認とれて「医師が疑う」ような患者を再度接触者相談窓口に連絡しても検査機関に紹介してもらえません。結局軽症者であれば対症療法のお薬を処方し、自宅待機をしてもらいます。   これが事実です。要するに接触者以外は肺炎があろうがPCR検査はしないと言うことです。文句ばかり言っても仕方が無いのでなぜなのだろうと考えました。  日本のPCR検査は他諸国に比べ、桁違いに少ないことは指摘され続けております。これはなぜかというと、諸外国はすでに感染者が蔓延しておりクラスターといって感染源となる患者さんとの接触がなくても感染者が増え続けているのでしらみつぶしに検査しなければいけないのですが、日本はあくまでクラスターをチェックして感染経路を徹底的に検査する方針のようです。よって接触者以外は検査しないのです。日本でのPCR検査の件数は9万まで可能と安倍首相は会見で述べておりましたが、実際は4月4日まで1日平均1583件にとどまっております。そうはいっても日本もそのクラスター探しでは限界があり、最近感染経路の不明な患者数が報道されてますし、PCR検査は増加せざるを得ない状態です。諸外国のように方針を変えなければ感染が増大する可能性が高いからです。ただ、患者さんは自分がどうなのか、家族に移すのではないか、不安で不安で誰かに相談したいのです。相談センターに連絡しても結局は医師が対応するわけでも無く機械的に近くの医療機関に受診する要指示をうけるしかないのです。    我が国日本では、感染爆発の兆しは見えるものの、まだそこに至ってない状況です。緊急事態宣言が出されても人々は冷静に行動していると思います。日本にいる人々は良識があり、道徳的で慈悲深い人たちだと思います。今後、さらに感染が拡がり、混乱が生じるかもしれませんが、なんとか耐えきると希望をもっております。私も医師になって最大の危機に直面していると思っております。なんとか市民の皆様と一緒に戦っていこうと限りある医療資源を最大限に活用していきます。院内感染を防ぐためにも手術や検査、一般外来を受ける患者様との接触をなくすよう待合や診察室を別に設け、また頻回の換気や消毒も行い、診察時間もわけております。平常時よりも面倒をおかけしますが一緒に戦っていきましょう!  写真は院内に置いてあるお子さん向けで僕の息子も愛読していた「残念ないきもの」という本です。そこには「ピンチは進化のチャンス」というページがあり、ちょっと考えさせられました。なんとかこのピンチ、将来のチャンスにつなげればといいなと切に思います。
2020.03.28

やらかしました。。。

 皆様、この新型コロナウイルス感染の話題で溢れかえっておりますが、如何お過ごしでしょうか?  東京オリンピックも延期となり、なかなか明るい未来が見えない今、少しでも明るくしたいので、今回のお話は、私の自虐ネタにいたします。 このコロナ騒ぎで、余り運動もできず(言い訳になりますが)、やってしまいました。  私は最近のブログでも書きましたが、あまりワイドショー的なテレビ番組は見ないことにしております。もちろんNHKは一応見ますが、そんなNHKでも「これは如何なものか」と思わざるを得ない情報を入れるので、朝と寝る前のニュースしか見ません。まだ、お笑い番組を見ている方が、頭がリラックスするので息子と一緒に楽しんでおります。あるお笑いコンビが軽快なギターと芸人とは思えない歌唱力で歌い上げるコントがお気に入りなのですが(皆さん、もうおわかりでしょう)  開業してから、ストレスや会合で少々怠けた生活をしており(決して仕事をさぼっていると言う意味ではないです)、節制できていない状態です。体はどんどん肥えて「欲張りボディー」になってきており、クリニックの階段を昇るのも少し膝にきております。たまの休みに、趣味であるサーフィンをやるも、浮力が体重に負けており、波待ちの際にいつもは腰あたりまでしか沈まない板も、今は気がつくと胸まで沈んでおり、海獣のようで滑稽です。若いときに、おじさんサーファーがそのような海獣状態になっているのを少し馬鹿にしておりましたことを後悔しております。また、ゴルフをやる際に、最近やたら飛ぶようになったので、少し自慢げになっていたのですが、これはただ単に体重が増えた分飛んでいるように見えてるだけで何も自慢になりません。先日、ゴルフの練習後に、5番アイアンというまずまず重いクラブを拾った際にやってしまいました。「やらかしちまった!」  あとはもうおわかりになる方もいるとは思いますが、お笑いコンビのあのBGMが流れ続けてます。。。腰痛のベテランではあり、ブログでも四股を踏んだりなんだのといっておりましたが、なんたる様ですか。今後の自分を戒めるために、無様な写真を掲載します。 皆 さん、このコロナ騒ぎで運動不足だとは思いますが、この際なのでみんなで節制しましょう。また、集団でなければ、外での運動は問題ないです。しっかり体を動かしましょう。私も必ずダイエットに成功します!
2020.03.11

少し冷静になって考える。。。

今日は少し冷静になってブログを書いております。ウイルス感染を含め、風邪をひくとなぜ発熱するのかを考えてみます。  最近、世の中新型コロナウイルスの話題で溢れています。また、3月になって、本来であれば春休み前、卒業式前で何かと学校行事が忙しいはずでしたが、今は休校の要請があり、子供達は体と時間を持て余して大人達は勤務を控えなければならず、先々のことを考えると不安でならないかと思います。とはいえ、私の小学校6年(4月から中学生)の息子は、毎日近所の公園やら、広場で友達と遊んでおり、長い春休みを謳歌しております。そんな姿を見て、少し冷静になれました。。。  そもそも、風邪をひくと熱が出やすいです。例えばインフルエンザにかかると、38度以上に熱が上がります。また関節痛や筋肉痛などの症状も出てきます。なぜでしょうか?  人間は「恒温動物」といって、体温を一定に保ちます。その人間がウイルスなどの外的に侵される(感染する)と、体の中の外的から守ろうとする細胞が戦闘状態になります。その際に出される物質サイトカインが脳内の温度を調節する部分に信号を伝え、体温が上がります。司令室に現場から「敵が来た」と情報が流れ、司令部が「温度を上げろ」と各部署に命令を下すのです。  ではなぜ温度を上げなければいけないのでしょうか?これは温度を上げた方が、外敵からから防御する細胞が戦いやすくなるのです。そのメカニズムは複雑でわかりにくいため省略しますが、非常に良くできた機構です(医学生だった頃とても難しくて苦手で嫌いでしたが、今となり役に立っております)。何でもそうですが、勝負事はまず、戦いやすい環境をつくるのが鉄則です。  それではどのように温度を上げるのでしょうか?体を震えさせ、筋肉で熱をおこすのです。だから風邪をひくと熱が出始める際に寒気を感じるのです。悪寒があると具合が悪くなる印象がありますが、実は体を外敵から守る防御反応をおこしているのです。決して悪いことではないのです。当院では必ずインフルエンザを含め、風邪をひいた患者様に「悪寒ありますか?」と伺っております。もし悪寒があれば、直ぐに解熱剤で熱を下げるのでは無く、一旦熱を上げるために漢方薬を処方し、外敵と戦う状態をつくってあげます。  今回、コロナウイルスで騒がれてますが、基本的には風邪のウイルスでほとんどの患者様は同様な治療で良いかと思います。慌てず通常の対策をすれば良いと思われます(もちろん感染力を考えると、いつも以上に人との接触を避けなければいけません)。高齢者や基礎疾患のある患者様が重篤になったり無くなったりしてますが、体力が無いため、その防御体制が正しくとれないためと思われます。  あまりマスコミの煽り報道に惑わされずに、ここは冷静になってこの危機を乗り越えられたらと思っております。 当院の若い女性スタッフが、なんと「レッドブル」をゴクリと飲んでおりました。若い女性が栄養ドリンクを飲んでいる姿を見て、私もクリニック前にある自動販売機で「レッドブル」をポチリと買いました。何となく、効いた感じです。。。。  
2020.03.02

再びオイルショック!

2月は新型肺炎の話題で溢れておりました。昨日より3月が始まり、本日3月2日は学校の休校騒ぎが始まって初めての月曜日です。昨日は日曜日でしたが当院は藤沢市の外科休日診療当番日でした。とはいえ、今回は外科当番ですし、もちろん不要な外出を控えている方が多く、来院者も4人と極めて少なかったように感じます。おかげで毎朝クリニックに早く来て、トイレを含め掃除をしておりますが、日曜日の間に済ませましたので、月曜日の朝、いつも忙しくしているのですが、時間がありブログを書いております。 当院スタッフは、常勤の外科の先生が1人、麻酔科の家内(もちろん女性です)が1人、他は看護師事務が11人勤務しております。ほぼ12人の女性で構成されております。先日学校の休校を首相が要請するといった辞退になりました。おかげで学童をもつママさん看護師や事務員は、今後この長い春休みをどう乗り切るかで頭を悩ませております。また、恥ずかしながら、先日休日診療の際に必要な、普段使わないような添え木や弾性包帯、また洗剤などをそろえようと近所の大型チェーン店のドラッグストアに看護師を派遣しましたが、どれも品薄でした(弾性包帯などの医療品は問題ありませんでした)。トイレットペーパーや、消毒液、洗剤の棚は空で、レジは30分以上並ばなければ行けないなど、子供の頃に経験したオイルショックのようでしたなぜこのようになってしまったのでしょうか。。。。  普段はニュースを朝晩と見ておりますが、感情的なキャスターやコメンテーター、恐怖感をあおるようなBGMで構成された報道に溢れておりますので見ないことにしております。ネット中心に情報を集めております。私は昔からYahooを使っております。スマホ画面でみると、「すべて」「ニュース」「クーポン」「芸能」「スポーツ」「話題」etcとなっております。まずは「すべて」のタブから見ると思いますが、4/6はこのコロナウイルスに関しての話題、他芸能の話題が1件だけでした。今、コロナウイルスの以外の話題を挙げるには少し勇気がいるのかもしれませんが、むしろ普段見ないような芸能やくだらない話題を見てしまうのは私だけでしょうか?子供の頃、ロスオリンピックの時に祖母がテレビ東京の旅番組を見ていたのを思い出します。ちなみに今日の芸能の話題は、ロンドンブーツの復帰についてでした。がんばってほしいですね。  結局、今も昔も正しい情報が伝わらず、恐怖を煽られて皆買い占めに走るのでしょう。また、政府行政もマスコミに煽られて、学校の休校どころか、卒業式やスポーツイベントの中止を要請しております。特に卒業生はたまったものではありません。私も小学校、高校、大学の卒業式は今でも鮮明に覚えております。「こんな危機的状況で贅沢言うな」と言われるかもしれませんが、まず何か他にできることがあるのか考えれば良いのでは?例えばグランドで行うなど(欧米では、中庭やグランドで行うこともあります)。閉鎖空間でのイベントはリスク高いですが、公園やグランドは問題ないかと思います。  日本はマスコミが右左関係なく同じ報道をします。違うことを言えない社会のようです。すると偏った情報が流れて、今回の買い占め問題になるのです。ちなみに当院は買い占めしておりません。おそらく物流は回復するものだし、このような誤情報に日本人はそろそろ飽きる時期なのではと思っております。  もう少し時間が経って、「あのときは大変だった。」と笑える日が来ることを願っております。
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